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GODの館ver.3

GODの館ver.3

(41~50)

第四十一話 決着へ[前編]

・・・二人縦並びで走行、
そして、渡部の息が安定してきた頃。渡部はラストスパートの心の準備を始めた。
自分の両脚に神経を集中させ、今右脚からペダルを漕ぐ力をMAXへ!!
      シュアアアアアアアアア!!
渡部全開!!
ここで来るだろうと知っていたかのように白河がそれに続く!!
両者全開!!
      シャアアアアアアアアア!!!
渡部「はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ!!」
白河「はぁ・・はあ・・はあ!!」
渡部がグイグイ加速していく!!
白河「(やはり速いな、こいつのスピード・・!)」
渡部「だっらあああああああ!!」
       シャアアアアアアアア!!!
渡部が最高速度に達する!!
白河との差が開く!!
白河「(ここで差が開くのはしょうがない!!重要なのはそのスピードでどこまでいけるかだろ!最後のゴールまで全力で走りきれるヤツが勝つ!!)」
渡部「あああああああ!!!」
白河「(お前がくたばった時が俺の勝つ瞬間だ!)」
      シャアアアアアアアアア!!
スパートから30秒!!
渡部「ハァ・・!!ハァ・・・!!」
渡部が苦しくなってきた!!
白河「はあ・・・はあ・・(クク、計算通り。後ろからズバッと抜くとするぜ!!)」
白河さらに全開!!立ち漕ぎ!!
白河「ぬおおおおおおお!!」
渡部に接近!!
渡部「くッ・・」
白河「おおおおおお!!」

渡部「(ちくしょお・・・、抜かされる・・・)」

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第四十二話 決着へ[後編]

白河が渡部の背後につき、横に出る!!
渡部「ぐ!!」
白河「よお、このまま決着だ!!」
渡部「ハァハァ!!させるかあ・・!!」
白河「このバトルは俺の勝ちだ!!」
渡部「ハァ・・俺たち澤西は・・10月の大会に出るんだ!!こんなとこで負けてられないんだあ!!」
白河「ハア!!試合前に言ったが大会で勝つのは無理だ。ハァ・・ハァ!!なぜなら・・」
渡部「そんなのカンケーねえ!!どんなに不利な状況でもどんなに強い相手でも俺は・・・勝つ!!勝つんだ!!俺は、ハァハァ・・!!チャリで最速に・・・なるんだ!!!!」
白河「・・・!!」
渡部「だらあああああ!!」

渡部加速!!!!

白河「(一体どこにそんな余力が・・!!)」
渡部「だらああああああああああ!!」
白河「(くたばったんじゃねえのか・・!!)」
差が開く!!
白河「(このままじゃマズイ!!ゴールまであと少しなんだ!!)」
渡部「あああああああああ!!」
渡部の気迫が白河に伝わる!!
白河「・・・」
ここで白河はスパートをやめた。
もうこれ以上とばしたところで追いつけもしないと悟った・・。
白河「(・・負けた・・・。・・そうか。負けるはずだな。闘いへの情熱を失ってる俺があんな気迫を持つヤツに勝てるワケがない・・)」

白河「(たとえ大会で勝てる可能性が低くても、それでも闘うんだ・・。それがあるべき姿勢ってワケか・・・)」

澤西vs佐田工
>勝者・澤西!!

<試合終了後>
安部「よくやった渡部!」
芝田「いい仕事したぜ!」
渡部「ふぅ」
白河「負けたのは悔しいが、いい試合だった。・・また今度やろう」
芝田「あぁ」
白河「渡部光星。大会で頑張るつもりだろうが、大会はホントにあまくない。せいぜい頑張れ」
渡部「そのつもりだ」


・・澤西と佐田工の練習試合は終わった。

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第四十三話 部室で雑談中

芝田・安部・渡部は坂井と合流しそのまま解散した。
この練習試合で一つわかったことは渡部の実力。
正直白河に勝つとは芝田は予想しなかった。
芝田「(渡部の実力は一体どのぐらいなんだ)」
・・・

<そして月曜。。>
授業も終わり、渡部は澤西へ練習。
渡部「よお」
部室に入ると芝田が待っていた。
芝田「おぉ来たか。早速だけど次の土曜にまた練習試合が入った」
渡部「え!?マジ!?」
芝田「相手は一里ヶ浜。奥山で会った霜月がいるとこだ」
渡部「あァそういえば練習試合するって約束してたな」
芝田「佐田工と比較すると一里のほうが強いからな、この前よりも厳しい試合になると思うぞ」
渡部「そうか。まだ筋肉痛状態なのになぁ」
そして芝田が一枚の紙を出した。
10月の全国高校自転車大会のエントリー票だ。
芝田「いよいよ大会が近づいてきたんだ。頑張らなきゃな」
渡部「大会・・・。大会どんな感じなんだ。この前みたいにリレー?」
芝田「いや違う。・・・最初はサバイバルだ」
渡部「・・サバイバル?」

全国高校自転車大会の説明。
神奈川県のエントリー数はちょうど800人。
まずは予選1で40人1ブロックで20ブロックに分かれる。
その40人の中で競い合い上位10名が予選2へ進める。
次の予選2では20人1ブロックで10ブロックに分かれて予選1同様に競い合い上位3名が本戦へ勝ちあがれる。
勝ち上がった30人プラス前回の大会優勝者・準優勝者が加わり32人で1対1のトーナメント戦。
そのトーナメントのベスト4まで勝ちあがれた者が全国へ行ける。

芝田「・・ということだ」
渡部「厳しすぎだろお!!」
芝田「まあな・・・」
渡部「白河が言ってたことに頷けるぜ」
芝田「本戦に勝ち上がるのはほとんどトップクラスの高校だけだ。まぁ俗に言う“五大校”・・!!」
渡部「五大校??」

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第四十四話 五大校

渡部「五大校??」
芝田「あぁ、本戦の常連校だ。まずは去年の大会に優勝した関根義経がいる湘晃大附属。次に準優勝した八代がいる甲蔭学園。あとどれも強豪で洋政第二高、盟王学院、翔峰高校。これが五大校だ」
渡部「うわあ・・・すげえな」
芝田「特に今大会で注目されるのはやっぱり関根義経だな。今義経は2年生。つまり1年生のときに大会で優勝したんだ、今年も断トツの優勝候補だな」
渡部「え!?1年で!?」
芝田「あの帝王・八代を下すバケモノだ」
渡部「・・・・」

芝田「ま、今は一里に勝とう!!」
渡部「・・・そうだな」

芝田と渡部は安部と坂井が練習してる場へ合流しに行った。
大会の厳しさを知った渡部は一里の練習試合のための練習に集中できなかった。
渡部「(俺はどうすればいいんだ・・・)」


<奥山公園>
奥山には一里ヶ浜メンバーが集結していた。
岸「よし・・・、土曜の澤西との練習試合にむけて練習開始だ!!」
岸 秀秋:一里2年生。部長。
岩木「うっし!!」
岩木涼太:一里2年生。
霜月「澤西。また渡部と対戦かな~・・・」
そして奥山には偶然にも一里ではない他校の者が来ていた。
・・・・・。

設楽「(一里と澤西が練習試合しよるか・・・。ってこたぁ芝田と安部と霜月のバトルか・・。興味アリじゃ)」

設楽 潤:白楊高校1年・元九毛中平地型ナンバーワン!!!!

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第四十五話 応援に来たユウ君

<土堂高校>
授業中・・・
渡部「(週末は練習試合。この前は佐田工の白河に勝てたけど、一里の霜月は白河より上なんだよな、てか五大校の話聞いてしまったから自分の小ささに気づいちまったよ)」
キーン コーン カーン コーン
渡部「(チャリでナンバーワンになるにはどうしたら・・・)」

そして部活。
芝田「来たな」
渡部「よお」
この日渡部たちは澤西高周辺を走り大賀庭園を走り周った。
渡部「はぁ・・はぁ・・はぁ!!」
渡部は練習に必死であった。

そして、
土曜日・・・
今回の練習試合は澤西高で行われる・・・。
一里ヶ浜メンバーが澤西に集結!!!!
霜月卓也!!岸秀秋!!岩木涼太!!
澤西と人数を平等にするために一里から3名。
渡部「(霜月・・・)」
霜月卓也・元九毛中内での平地型ナンバーツー!!
ちなみに白河龍はナンバースリー。
芝田「今回の練習試合はここ大賀庭園で行ないます」
岩木「へへ、まぁどこでもいいけど」
岸「どういった形でやりあう・・。リレーでいくか?」
霜月「・・・・」
芝田「いや、リレーではなく個人レースでいきましょう」
岸「個人戦か」
芝田「3戦中2勝したほうが勝ち」
岸「わかった。じゃあ一度コースを下見して、その後早速始めよう」
芝田「出走順もよろしく頼みます」
霜月「・・・・」
渡部「久しぶり」
霜月「久しぶりだな」
・・・事前に芝田と霜月は連絡をとっていた。それは出走順について。
どうしても芝田は渡部を霜月とぶつけたかった。
・・・一里メンバーが下見に行った。
渡部「(いつも走ってるコースで試合するとは思わなかった。・・・地元戦ってことか)」
チリンチリン・・・
渡部「ん?」
鈴木「よお!!」
渡部「勇君!?」
鈴木「応援に来たよ~~」

澤西vs一里ヶ浜
先鋒戦:安部vs岩木
中堅戦:芝田vs岸
大将戦:渡部vs霜月!!!!

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第四十六話 澤西VS一里ヶ浜!!

天候・快晴。風は無風。
真夏の太陽の熱が路面を焼き付ける。

鈴木「渡部がんばれッ!!」
渡部「いや勇君まだ俺の出番じゃないから。まずは安部だよ」
鈴木「安部?」
向こうからストレッチをしていた安部と坂井が戻ってきた。
安部「試合もそろそろか」
芝田「おう安部、いつでも始められるぞ。安部の相手はアイツだ、岩木だ」
岩木、細身である。チャリ系統は上り型。
安部「2年の先輩だっけな」
鈴木「安部がんばれ~~!!」
安部「(・・だれだ・・?)」
渡部「勇君今日テンション高ぇなッ」

先鋒!!!!安部vs岩木!!
安部と岩木がスタート位置に並んだ。
安部「・・・・」
岩木「・・・・」

芝田「スタート5秒前ぇ、5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・」
GO!!
ガリガリガリガリガリガリガリ!!
先鋒戦開始!!


設楽「・・やっと始まりよったな」
大賀庭園に設楽が偵察に来ていた。
川見「一対一の個人レースか、てっきり集団レースかと思ったぜ」
川見大輝:設楽と同じく白楊1年。九毛中出身ではない。
設楽「(澤西の安部と芝田がどこまで進化したんか、じっくり見ようやないか)」


バトルルール
個人レース・3戦中2勝したほうが勝ち。
大賀庭園を3周する周回コースが舞台。
安部「はぁ・・・はぁ・・・」
岩木「はぁ・・はぁはぁ」
スタートで前に出たのは安部であった。
岩木はその背後につく。
細身の岩木は普段軽い体型を活かし山を軽やかに上っていく。
大賀庭園は主に平地からなるコース。岩木は平地では全力疾走をさけ一定のペースで走る。その理由はスタミナ。細身の体に3周(7.5km)を全力で走りきる筋力は存在しなかった。
このバトルの勝敗を左右するのはスタミナなのか、それとも・・・

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第四十七話 四つのゾーン

安部「はぁはぁ」
安部が大賀庭園を走り抜けていく。
緑溢れる大賀庭園。草木が両者の闘いを見守る。
ここ大賀庭園は主にコンクリート車道となっている。その車道の両サイドに歩行者用通路があり車道との境界は段差となっている。
大賀庭園を四つのゾーンで分けるとまずはスタート地点の木々が両脇に一直線に広がるストレートゾーンでそして徐々に左へと曲がっていく百花繚乱のワインドゾーン。そして急な下りからの急勾配上りゾーン。最後はスタート時と似たストレートゾーン。
岩木「はぁ・・はぁ・・」
今日は一般車が少なかった。安部と岩木は車道を駆け抜けていった。

安部「ふぅ(先手必勝だ・・・)」
岩木「(とばすなあヤツ。ま、こんな序盤でとばしたところで得るものは何もない。せいぜい全力で頑張りやがれ。終盤になれば勝手に俺がチ切るからな)」
ここで岩木のチャリ紹介。
シティバイク外装6段変速。

芝田「かなりスピード出したな」
坂井「相手のほうはあまりスピード出さなかったな。このまま勝っちゃうんじゃないか安部」
芝田「いやいやソレはないだろ。いくらなんでも一里の二年が序盤から負けてしまうことはないだろ」
鈴木「確かにねえ」
芝田「てか暇塚の勇君だっけ?久しぶりだな」
鈴木「久しぶり~~」

安部・岩木は三番目のゾーンに来ていた。
下り坂!!!
安部「・・・!!」
短い下りではあるが急加速する安部!!
安部にとっての苦手分野は上りといってもいいだろう。筋力はあるがその持久力は兼ね備えていなかった。
下りで一気に加速し、そのまま上りを攻める!!
安部「うりゃああ!!」


差は着実に開いていった。
1周目も終わり、2周目に入った。
しかしこの2周目の終盤から、ある異変が起きた。

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第四十八話 残暑

<2周目>
安部が下り坂を攻めていた!!
安部「はぁ・・はぁ」
    シャアアアアアアアア!!
スピードがのり、そのまま上り坂へ・・
その時であった。
安部「・・・!!」
安部の脚が一瞬止まる。
安部「ぐッ」
全身の疲れがドッと増した。軽い脱水症状に陥った。
安部「(アレ・・?やばい。)」
気づくといつもより汗の量が多い。
安部「(・・そうか。とんでもないミスをしてしまったな)」
安部の疲れの原因はずばり“残暑”!!
スタミナ勝負をしかけスタートから全力で攻めた安部のミスである。

芝田「今日暑いな、安部キツイんじゃないか」
渡部「序盤から攻めてたからな」

相手方の岩木はスタートから一定のペースを保っていた。さすが2年というだけあって体力の使い方を把握していた。
試合が3周目に入ったところで1周目・2周目では見せなかった岩木の全力疾走がここで出た。
逃げる術のない安部は岩木の追い抜きを許してしまった。
岩木が安部を抜かしたところでそのまま岩木はゴールイン。試合終了。
だいぶ遅れて安部がゴールインし安部はその場で倒れた。すぐに立ち上がったがソレは試合の過酷さを表していた。
・・・早速先鋒戦から一敗してしまった澤西はもう中堅戦・大将戦を必ず勝たなければいけない状況に。

安部「ごめん。駄目だった」
坂井「まぁドンマイ」
渡部「ドンマイドンマイ」
安部は水分補給しに行った。
芝田「(安部があそこまで疲れ果てるということは全力で走りきるのは危険。ここは安部の負けを無駄にしないようスローペースで仕掛けるか・・)」
芝田が岸を見る。
岸「・・・」
芝田「(いや、スローペースは危ないか。接近戦の勝負になって勝てる相手かもわからない。ここはあえてスタートから前へ出て、相手を待ち構えるか。どうっすかな・・いづれにしても、この中堅は絶対勝つ。後の大将戦・渡部につなげるために)」

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第四十九話 中堅!!

中堅戦・・・
芝田と岸がスタート位置へ
霜月「岸先輩ファイトオ!!」
芝田「(霜月としてもココはどっちかというと岸には負けてもらいたい側だな、勝負の決まった試合などしても意味はない。必ず大将戦につなげてやる)」

設楽「第二回戦は、芝田か。澤西はここで勝っとかんと次はあらへんな」
川見「体格的に俺は澤西のほうが勝つと思ったんだが、まさかだったな」
設楽「チャリはチャリで人は人や。駆る側が生身の人間なら、天候にも十分勝敗は左右されるっちゅうこっちゃな」

坂井「スタート5秒前!!」
5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・
GO!!
中堅戦開始!!
芝田「・・・!!」
岸「・・・」
岸秀秋:平地型ライダー!!チャリ名称・プロフェッサー96!!6段ギアマウンテンバイク!!
スタートで岸が前へ出る!!
坂井「うお・・おお」
ぐいぐい加速していく!!
芝田「(すごい・・・やべえぜコリャ)」
岸の加速はどことなく渡部に似ていた。岸は渡部と同じ序盤をとばしていくタイプであった。
芝田「・・・・」

安部「・・・一気に前に出てったぞ」
渡部「向こうの相手は平地型ってことか」
坂井「やばいな、このコースはもはや平地コースだから・・・強いなぁ相手」
渡部「・・・・」
鈴木「・・あのさ」
坂井「ん?」
鈴木「芝田は何型なの??」
渡部「(おお、そうだよ勇君!!俺もこの前そう思ったんだよ!!芝田は何型なのか・・・!)」

・・・
坂井「芝田は・・“曲がり型”だ・・・!!」

渡部・鈴木「曲がり・・・!!??」

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第五十話 プロフェッサーシリーズ

渡部「曲がり・・・、つまり異質型だったのか」
坂井「あぁ中学時代は平地型ってことになってたけど、どうも違ったらしい」
安部「芝田は曲がりというステージでこそ本領を発揮するタイプだったんだ」
鈴木「・・・・」

岸「はぁはぁ・・(スタートからのアタックは見事に成功した。このままキープしてやる)」
芝田「ハァ、、(やっと速度落としたな・・ギアも今一つ下げたな)」
芝田は遠く離れた相手のギアチェンジを見れるほどの視力をもつ。
芝田「(やっかいだな。ただでさえ平地型なのに、あのチャリ・・・。あのチャリは“プロフェッサーシリーズ”・・幸い96年モデルであったことが良かった、01年モデルだったら厳しいからな)」

【プロフェッサーシリーズ】
チャリ業界大手・TEKU社製の自転車の一種。
TEKU社の中では一番の人気を誇るシリーズ。
なんと言っても他のチャリとは比べようのならない操縦性を誇る!!さらに軽量!!そして最大の特徴はチャリを漕いでいない状態でのスピードの維持能力!!他社よりも減速が遅い構造になっている!!
チャリを駆る側からの視点で作られているプロフェッサーは正真正銘のレース用自転車である!!
プロフェッサーシリーズの01年モデルは現在最新のモデル。チャリ業界のベストセラーとなっている。しかし値段は高価。

芝田「(さてどうっすかな。これ以上離されるとまずいからスピードあげねえとな、・・・こうなったらもう一か八か・・・接近戦に持ち込んでやるか・・・!!)」
       シャアアアアアアア!!
芝田の2MRが加速!!
岸「・・・・」
       シャアアアアアアア!!



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